ラベンダーの特性 ★ラベンダー ラベンダーはしそ科の多年草で、学名はラテン語の「洗う」の意味。こんもり茂って株の上で洗濯物を乾かすことがある。こうした洗濯物にはストレスを癒す爽やかな香りが残る。。原産地は地中海沿岸です。耐寒性があり、背丈は40cmから1mぐらいになります。防虫効果や殺菌作用、消化促進、精神安定などの効果があるとされ昔から虫除けや薬用として用いられ、香りが良い為抽出した油を香料として利用されていた。これがラベンダーの植物学的視点から見た姿です。ここで原産地が地中海沿岸とありますが、地中海沿岸の気候をご存知でしょうか。地中海性気候:夏は雨が少なく、冬に雨が多く温暖な気候。つまり、あまり湿度が高くない気候である。しかし、日本では「梅雨」と呼ばれる時期がります。そのためラベンダーが育ちにくい気候なのです。しかし日本でも梅雨の無い地域があります。それが北海道です。北海道は雪が解けてそのまま涼しい夏へ入ります。そのためラベンダーの苦手な高温多湿の気候でない為育ちやすいのです。北海道が日本のラベンダーの産地と言われるのも気候の影響があるのかもしれませんね。もちろんそのほかの地域でも育つ事が出来ます。 もう一つ文頭の説明にある「虫除け」があります。よく聞くのがタンスの中に入れて利用する事です。これだと虫除けにもなり、少量なので微かなラベンダーの香りがするので市販されている虫除け剤のようないやな匂いがしない点で利用され ●ラベンダーの産地 「北海道」 ラベンダーの産地はどういうところ?このラベンダーの日本における有名な産地、北海道はどのような所でしょうか。北海道:日本の最北端に位置し、日本で一番大きい島をもつ都道府県である。農業や酪農などが有名である。まず北海道の印象として夏が涼しい、梅雨がないということだと思います。夏が涼しいので酪農などの産業が盛んでそれらを利用して加工した食品も有名です。乳製品加工品の生産量は全国の8割以上を占めています。やっぱり北海道といえば牛乳やチーズ・バターなどのイメージが最初に浮かびますよね。またそのほかの小麦やジャガイモなども特産です。小麦粉の生産量は全国の約半分を占め、ジャガイモにおいては国内線産高の8割を占めます北海道は日本で一番広い都道府県です。人口も多く569万人が住んでいます。人口密度は68.1/km2です。ちなみに東京都が11,78万人が住んでいて人口は5388/km2です。これが一番の特徴でないかと思います。農地が広く確保できる為大規模農業が行われ大量に生産されていきます。私のイメージとしては広いジャガイモ畑に見渡す限りの地平線。朝には薄く霧がかかり鳥のさえずりが心地よく聞こえてきます。そのような場所で栽培しているラベンダーも爽やかな気候の元で育っているので味や香りも質の良いものが出来て納得という感じですね。もし北海道に行かれる方がおられたらラベンダーの花咲く季節にいかれてはどうでしょうか。広いラベンダー畑の真中で北海道の大自然を味わってみてください。きっと心に残る贅沢な時を過ごせるはずです。 ●ミント ミント・・・これを聞いてイメージする事として、爽やかさ、清涼感、青色・・・などあります。このミントは香りはもちろん味にも爽やかさがあります。よくお菓子や芳香剤、歯磨き粉などにも使用されていて、ひょっとするとラベンダーより人気のあるハーブの一種なのかもしれません。そんなミントにも種類が数種類あります。代表的なものにペパーミントがあります。これは香りが鼻を通るような清涼感のある一般的に言われているミントだと思います。面白いところにアップルミントがあります。これは名前のとおりにアップルの香りがするミントです。また同じようにレモンミントと言うのもあります。これも同様レモンの香りがするミントです。このミントは香りや味が良く他のハーブとの相性が良いため数種類のハーブをミックスしてティーにしてもおいしく頂くことが出来ます。例えばミントをベースにしてカモミールを少量ミックスするとミントの爽やかさにカモミールの香りと味がほのかに香るティーになります。 ●ミントの成分 ペパーミントは我々の日常生活にも深く関わりのあるハーブのひとつです。例えば、歯磨き粉やチューインガムなどのお菓子に使用されています。面白いところでは胃腸薬にも使用されているものもあります。これは薬の苦さを和らげるためにさっぱりとした味付けをして飲みやすくしたためです。このペパーミントはしそ科に分類され原産は地中海沿岸、温暖な気候で湿り気のある土壌を好みます。このペパーミントの主な成分として半分以上をメントールで占めています。このメントールを使用した商品として最初にあげたようなガムなどのお菓子があります。実はこのメントール、昔はすべて天然のメントールから作られていたのですが、現在では約9割が人工的に作られたメントールにとってかわりました。この人工的に作られたメントールは石油や、樹木などから合成されます。日本も実は以前、ペパーミントと同じ仲間であるはっかが栽培され、世界中に輸出されました。しかし近年、人工的に作られたメントールが普及し始めたため国内におけるはっかの生産量が減少していきました。そのため私たちが使用しているメントール製品はほとんどが人工的に樹木や石油から作られているものを使用していることになります。 ●レモングラス レモングラス(イネ科) 熱帯地方を原産としする多年生。高さは1.5mから1.9mぐらいであり、葉は細長く、先端が尖がっている。用途としてハーブティーや、サラダ。また、香りが良い為入浴用に使用されいます。またサッパリとした味のため色々な料理にも使用されています。私の場合は専らティーにしてたのしんでいます。このレモングラスはレモンの香りがする為「レモン」と称しています。また味もサッパリとしているためティーには最適な素材です。また原産地が高温多湿の地域、インドや東アジアなどであるためその地方の料理にも使用されています。例えばカレーに入れたり、トムヤンクンにも使われています。このトムヤンクンには欠かせない食材になっていますね。味の特長として癖が無いだと思います。他のハーブは中にはちょっと慣れるまで飲みづらいという物もあります。それに比べてこのレモングラスはとても飲みやすく、万人向けという言葉がぴったりの味だと思います。 ●フルーツハーブ「ブルーベリー」 フルーツハーブをご存知ですか。これはある植物の名前でなく総称です。効能があるような植物を総称して「ハーブ」と呼んでいるのと同じように、効能があるような果実を総称して「フルーツハーブ」と呼んでいます。フルーツハーブにはどのようなものがあるの?フルーツハーブは私たちが良く知っているものばかりです。例えばブルーベリー・ラズベリーハスカップや木苺と言われているものなどです。この中でブルーベリーは効用的にもとても有名で、視力を回復させる効能があると言われています。最近テレビや雑誌でもよく取り上げられていて、ちょっとした山村部の物産館に行くと必ずと言っていいほど置いてあります。一般的にはブルーベリーのジャムとして食べることが多いですが、大手ガムメーカーからはブルーベリー味のガムも発売されています。他にもヨーグルトと混ぜると甘酸っぱいヨーグルトの味と同調して更に心地よいぐらいの甘酸っぱさとなります。このようにブルーベリーは食事にも、お菓子にもまた、デザートにも使用できるフルーツハーブです。今度の休日には朝からブルーベリーの味と香を楽しんでみられてはいかがでしょうか。 ●リコリス 通常お菓子や料理で甘さを出している成分は「糖分」があります。この糖分は砂糖という調味料を使用していることが多いですよね。私たちが、コーヒーや紅茶、そしてお菓子などに入れているのも、砂糖ですよね。この砂糖はサトウキビなどから作ることができます。 この砂糖ですが、とても甘く私たちには親しまれています。私たちが空腹と感じるのも血液中の血糖値の値が下がった時に感じるとも言われています。そのため、食事をして血糖値があがった時点で初めて満腹感を感じるのです。脂肪分などは体内の吸収が遅いため満腹を感じるまで時間がかかります。その一方糖分を摂取したとき吸収が早いので満腹を感じるまでの時間が早くなります。その為食後に甘いデザートなどが出されるのです。しかしあまり糖分を多くとりすぎると糖尿病などどの病気になりやすくなります。そのため今注目されているのが、当分の入っていない甘味料です。よく、ガムやお菓子などに使用されているのが、キシリトールがあります。もう一つ砂糖の50倍ぐらいの甘さを出す成分があります。それが、グリチルチリンです。これはハーブのリコリスに含まれている成分です。このリコリスは糖分が入っていないため、ダイエットハーブとしても人気のあるハーブです。風邪のときや、気管支にも聞くとされて昔からカンゾウとして民間薬として利用されていました。そして、リコリスを濃い目にティーにして飲むと子供の解熱剤や下剤としても利用されていたそうです。 ★リコリスの味 リコリスの味がどのようなものかといいますと、砂糖に比べて優しい丸みのある甘さがあります。一口ティーとして飲んでみると直後は何も甘味を感じません。3秒ぐらいすると急に口一杯に優しい甘味が広がる不思議な甘さを感じることが出来ます。 ★レモンバームは人間より長生きする植物 また、このレモンバームを食すると長生きできるといわれています。昔から、レモンバームを食していた人は110歳ぐらい長生きしていたといわれています。 (濃い緑の葉が鮮やかなレモンバーム) レモンバーム(しそ科)原産地はヨーロッパ南部地方で、耐寒性があり、日があたるところを好みます。日本名では「西洋山ハッカ」といわれている植物です。このレモンバームは草の全体的に香があり、これから抽出された精油は香水などの香料として利用されていました。この葉を指でこすったりするとほのかにレモンの香がするため、このような名前になりました。このレモンバームは四季折々の姿を見せます。春には、レモンの香のより若葉が出てき、夏にかけて明るい色に変身します。晩夏には黄色や青緑などの色の花が開花します。葉は春から夏にかけて長期間で収穫することが出来ます。 ★効用:レモンバームの効用は発汗作用があります。そのため風邪のときによく利用されています。 ●パセリ パセリ、普段私たちの食事の中でもパセリは登場しますよね。お弁当を買ったりするとよく入っていますよね。オムライスやハンバーグにもパセリを添えたりしていますよね。のパセリ一見ハーブとは関係ないように見えますが、きちんとしたハーブなのです。以外ですよね。 (フランスパセリ) このパセリ一見ハーブとは関係ないように見えますが、きちんとしたハーブなのです。以外ですよね。このパセリは古代ギリシャや、ローマ時代から利用されていました。競技大会のときは優勝者にパセリで作られた冠を与えられたりしていました。このパセリにはビタミンを初めとして、ミネラル、鉄分など栄養が豊富なハーブです。また、葉には殺菌作用があり、お弁当などに入っているのも食材の傷みを遅らせる作用のためです。 パセリ:せり科のオランダゼリ属。和名はパセリ。原産地は地中海沿岸で、葉を随時摘み取り、使用されています。原産地が地中海沿岸ということでも言えるように、このパセリは高温多湿にとても弱いため夏場などの暑い時期には水に対して十分気をつける必要があります。なるべく葉に水分がかからないようにします。イタリアンパセリなどはそのままサラダに入れたり、ハンバーガなどに入れると美味しく食べることが出来ます。 ●カモミール 古代ローマの時代ではこのカモミールの花を太陽へのささげ物としていました。ダイヤーズは染色用だが、他に常備薬として「お母さんのハーブ」とか「女性のハーブ」として親しまれている。このこの太陽への捧げ物は治癒万能薬として大変重宝されていました。このカモミール、他に「カモマイル」とも呼ばれており英名で「地上のリンゴ」という意味の名前から来ています。名前の通り優しいリンゴの香が漂います。 リンゴの優しい香が漂いまこのカモミール原産地はヨーロッパでキク科のカモマイル属に属する植物です。耐寒性に強く高温多湿に弱い植物でもあります。背丈は60ぐらいになりその先端には直径2.5cmほどの花が咲いています。このカモミールは治癒力が強いため弱っている植物の近くに植えると弱っている植物がよみがえるといわれています。消化不良や不眠等の時にティーとして飲まれる方も多くいて、血行が良くなるといわれているの風邪のときに飲む事が多いとされています。またこのカモミールはドライでティーを作り飲むと苦味があります。そこで蜂蜜を入れて飲んだりもします。また。蜂蜜にこのカモミールを入れて香を出すとパンにぬるジャムが出来上がります。 ●スペアミント 日本でミントというと「ペパーミント」を差すことが多いですよね。いろいろな料理やお菓子に使用されているのも「ペパーミント」がほとんどといっても過言が無いぐらいです。ところが欧米では逆にミントというと「スペアミント」を指す事が多いです。このスペアミントはしそ科ハッカ属に分類され、原産地はペパーミント同様ヨーロッパです。料理など使用する部分も同じ若く柔らかい茎と葉を使用します。 香はペパーミントのように強くは無いが清涼感漂う香がします。効能でもペパーミントと同じような殺菌作用や、防腐作用があり、肉の臭い消しにも使用されています。特に癖のある肉に使用され、ヨーロッパや中近東ではラムやマトン料理に使用され、東南アジアでは春巻きやラーメンに、そしてアメリカでもそれぞれ利用されています。その他にもお菓子にも使用されています。このようにほとんどペパーミントと同じ効能や特徴ですが、一つだけ違う部分があります。それは主成分です。ペパーミントはメントールであるに対して、スペアミントはカルボンです。 ●ダンディライオン 春になると道端や広場一面に咲く黄色い花があります。タンポポです。このたんぽぽは、花というより草としてのイメージを持たれている方も多いです。黄色い花が咲き終わると白くて丸い綿帽子になり、風に吹かれて種を飛ばします。 たんぽぽはキク科の多年草で原産地は北アジアやヨーロッパです。寒さにも強く茎を折ると白色の液が出てきます。この西洋タンポポは「ダンディライオン」といわれており葉の形がライオンの葉に似ているためこのような名前がつきました。このたんぽぽ、ビタミンや鉄分が多く含まれており昔から人々にいろいろな形で利用されていました。葉の部分はそのままサラダとして利用したりしていました。この葉には強壮薬としての効果があるとされていますまた、葉にはラテックス(乳液)が含まれており、肌の保湿剤やクレンジングとして利用されています。花の部分を煎じると洗顔剤として利用できます。また根の部分もそのままサラダにする事が出来ますが、有名なのが根を乾燥させ、そのままローストして挽くとコーヒーのような味になり、代用品としても使用できます。このコーヒーはカフェインが含まれていないのでカフェインが苦手な方などにはおすすめです。 ●ベルガモット 地中海沿岸で取れるオレンジ「ベルガモット」は、爽やかな柑橘系の香がして、その周りの空気をすがすがしく換えています。そんな香に似たハーブがあります。その名も「ベルガモット」このハーブはしそ科の多年生の植物で、原産は北アメリカです。背丈は60〜80cmで、夏に茎の先端に赤や、紫の花を咲かせます。(たいまつ草・かかり火草) ●セージ 和名は薬用サルビア原産は南ヨーロッパ。学名に「救う」の意味があり「長生きしたければ5月にセージを食べなさい」ということわざもある。抗酸化作用があり老化防止にも期待できる。花の少ない季節に庭の彩りとなりゴールデンセージを始めパープルセージ、クラリーセージ、パイナップルセージと様々な種類がある。 ★利用 昔からこのベルガモットは心身の疲れを取るリラックス効果があるといわれています。そして催眠作用があるといわれているのでストレスが多い現代人には最適なハーブですね。また、紅茶とブレンドするとアールグレイ風のティーとなります。ボストンティーパーティー事件後、アメリカで紅茶が不足し始めた為、頃北アメリカに原産しているこのベルガモットが代価品として飲まれるようになりました。 |